| Ludwig Josef Johann Wittgenstein 〔ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ウィトゲンシュタイン〕 (1889 - 1951) オーストリア・ウィーン出身の天才的哲学者で、言語哲学、分析哲学の創始者。初期の著作「論理哲学論考」を発表した後、一時期哲学から離れ小学校の教師になるなどしたが、再び哲学の世界に戻りケンブリッジ大学の哲学教授となった。「論理哲学論考」を自ら批判する後期の著作「哲学探究」では「意味の使用説(言語ゲーム)」を提示したが、執筆中途にて癌で亡くなり結局未完成に終わった。生涯独身であった。 |

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世界はどのようにあるか、ということが神秘的なのではない。 世界がある、ということが神秘的なのである。 |
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太陽は明日も昇るだろうというのは一つの仮説である。 すなわち、われわれは太陽が昇るかどうか、知っているわけではない。 |
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われわれが「意味」という語を用いる(全てではないにしろ)ほとんどの場合では、 次のような定義が可能である。 すなわち、語の意味とは言語におけるその使用のことである。 |
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哲学の目的は思考の論理的明晰化である。 哲学は理論ではなく活動である。 哲学の仕事の本質は解明することにある。 哲学の成果は「哲学的命題」ではない。 諸命題の明確化である。 |
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幸福な人の世界は不幸な人の世界とは別の世界である。 |
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哲学を勉強することは何の役に立つのか。 もし論理学の深遠な問題などについてもっともらしい理屈がこねられるようになるだけ しか哲学が君の役に立たないなら、 また、もし哲学が日常生活の重要問題について君の考える力を進歩させないのなら、 哲学なんて無意味じゃないか。 |
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哲学は思考可能なものを通して、内側から思考不可能なものを限界づけねばならない。 |
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( 初期の著書「論理哲学論考」の序文から ) 本書の核心はほぼ次のような言葉で捉えることができるであろう。 およそ言いうるものは明瞭に言いえ、語りえざるものについては沈黙せねばならぬ。 かくして、本書は思考にある限界を定めようとする。 というより、思考にではなく、思考の表現に限界を定めようとする。 なぜなら、思考に限界を定めるためには、 われわれはこの限界の両側を(従って思考されえぬものを)思考できねばならぬからだ。 |
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世界と生は1つである。 |
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歴史が私にどんな関係があろう。 私の世界こそが、最初にして唯一の世界なのだ。 |
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世界の価値は、世界の外側になければならない。 世界の中ではすべてはあるがままにある。そしてすべては起こるままに起こる。 世界の中には、いかなる価値もない。仮にあるにしても、その価値にはいかなる価値もない。 |
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私の心の限界が 私の世界の限界である。 |
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