劇症型A群連鎖球菌感染症
はじめに。ごくごくまれな病気であり、もし発症したとしても迅速に対応すれば、治る可能性は十分にあるので、いたずらに不安に思う必要はありません。劇症型の菌にも抗生物質は効きます。劇症型菌のゲノムも解読されています。
ただ、結論から言えば、
脚や手などの筋肉が急に腫れ(又は筋肉痛)、発熱や嘔吐などがあり、さらに絶対とは言えませんが、外傷の既往があるか、水痘・薬物乱用・会陰部外傷・外科処置・出産などが時間的にある程度近接している場合には、疑ってみてもよいと思います。風邪の場合にも筋肉痛はあるので紛らわしいのですが、この劇症型A群連鎖球菌感染症は速やかに対応しないと治療が非常に難しくなるので、風邪とは明らかに何か違うと思った場合、特に妊婦さんは、迷わず医者に行くべきではないかと思います。
この病気は、進行が極めて早いので早期に治療を開始することが必要です。
さて、
もともとは溶連菌のことをいろいろ調べていたのですが、
劇症型A群連鎖球菌感染症(A群β溶血性連鎖球菌毒素性ショック症候群ともいわれます。)に当然のごとく、突き当たったわけです。
溶連菌感染症(特に学童期に多い)もしっかり治療をしないと、リュウマチ熱、急性糸球体腎炎、心臓弁膜症その他の合併症を引き起こす危険があるにはあるわけですし、知るべきことは知っておきたいと思うのですが、まずは、危険度の高い劇症型について最低限の知識は持っておく必要があると考え、溶連菌は後回しにしてしまいました。
とはいえ同じ溶連菌(劇症型はA型連鎖球菌のゲノムのある一部について大がかりな組み換えが起きたものです。)には違いないので、後回しにはならないかな。
一時期は「人食いバクテリア」としてテレビなどで盛んに報道されていましたね。
最近あまりニュース等で聞きませんが、日本でも毎年数十人発症しています。
感染経路や発症のメカニズムはいまだ完全解明には至っていません。
冒頭にも書きましたが、ごくまれな病気なのでいたずらに警戒する必要はないと思います。言ってみれば東海大地震のようなものでしょうか。
だけどいったんかかってしまうと、そこには死の危険があります。
この日記に書いた内容はまだまだ不十分なので、
用心しておこうと思う方は、専門書を読むなりネットで調べるなり医者に聞くなりして、しっかり備えておいた方がよいかと思います。
「自分で早く気付いて医者に行く」という初動が早ければ早いほどリスクは減ります。
自分の身を、そして家族の身を守るために、是非、正確な知識を。
健康及び法律に関する雑記 に戻る 名言・格言・ことわざ Worldheritage (トップページ) に戻る
sitemap