「牛」を含む ことわざ・格言



   ★ 商いは牛のよだれ
      (牛のよだれが少しずつ地に落ちて絶えることがないのと同様、
       商売も気長に構えてじっくり行え、ということ)

   ★ 牛に対して琴を弾ず〔だんず〕
      (愚かな者に道理を説いても無駄だ、ということ)

   ★ 牛を馬に乗り換える
      (劣ったものから優れたものに替えること)

   ★ 牛を売って馬を買う
      (「牛を馬に乗り換える」と同じ意味)

   ★ 牛の一散〔いっさん〕

   ★ 蚊蝱〔ぶんぼう〕は牛羊〔ぎゅうよう〕を走らす
      (蝱は虻(あぶ)のこと。小さな者が大きな者を動かすことをいう。)

   ★ 九牛の一毛
      (膨大な数ある中のほんのごく一部をさす言葉)

   ★ 飽く迄〔あくまで〕食べて寝れば牛になる

   ★ くらやみから牛を引き出す
       = くらがりから牛をひきだす
      (物事の進み具合が極めて遅いこと)

   ★ 学は牛毛〔ぎゅうもう〕のごとく成るは麟角〔りんかく〕の如し
      (学問をなすものは牛の毛のように多いものの、その学問が大成する
       者は麒麟〔きりん〕の角のように少ない、という意味)

   ★ 牛にひかれて善光寺まいり
      (不信心な者がふとしたことで信仰を持つようになること)

   ★ 角を矯めて〔ためて〕牛を殺す
      (些細なことを直そうとして、かえって肝心なものを台無しに
       してしまうこと)

   ★ 女さかしゅうして牛売りそこなう
      (賢いとされた女が出すぎて、かえって失敗することをいう)

   ★ 牛は牛づれ馬は馬づれ
      (気持ちや種類が似通ってるもの同士は仲が良くて一緒にいる、
       ということ)

   ★ 風する馬牛も及ばず〔ふうするばぎゅうもおよばず〕
      (「風する」は「さかりのついた」という意味。牛や馬の雌雄が互いに
       呼び合っても遠く離れていては相手に及ばないという意味。転じて、
       全く無関係であること指す。)

   ★ 牛に麝香〔じゃこう〕、猫に小判

   ★ 二十坊主に牛のふぐり、五十坊主に鹿の角
      (牛の金玉は落ちそうで落ちず、鹿の角は落ちなさそうで落ちる
       ことから、若い僧は堕落しそうで堕落せず、高年齢の僧は堕落
       しないように見えて堕落するということをたとえた言葉)

   ★ 牝牛〔めうし〕に腹突かれる
       = 黄牛〔あめうし〕に腹突かれる(突かる)
      (牝牛は大人しく人を突くことが滅多にない。その牝牛に腹を突かれる
       ということで、思いもしなかった出来事に不意をつかれて物事を誤る
       ことをいう。また、弱いと思って油断していた相手に遣り込められてし
       まうことをいう。)

   ★ 汗牛充棟〔かんぎゅうじゅうとう〕
      (書物の多いさまをたとえた言葉。牛に引かせれば牛が汗をかき、
       家で積み上げれば棟(むね)まで一杯になるほど多いということ。)

   ★ 奉公人と牡牛は使いようで動く
       = 奉公人と鋏〔はさみ〕は使いようで働く




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